パントリー

パントリー

パントリーは、災害時に72時間分の食料と飲料水を確保する観点から容量が大きくなった。

ストッカーと米30kg(銀色のブリキ缶)

昔はこういったオープンな収納は苦手だったけれど、建築雑誌や宣伝ではなくインスタグラムで実際に人が生活している家々の写真を目にするようになって、適度な生活感がありそれで暮らしが営まれている雰囲気が美しいと感じるようになった。今では生活感のない、つるつるした雰囲気は苦手かも。

棚は大工造作だけど腕が良く、納まりもすっきりしており建築関係者がわが家に来ると決まって絶賛する。
壁から板が突き出たみたいな、支えが見えない棚ってたしかに他ではあまり見ないかもしれない。下から見るとこうなっている。

棚:大工造作(タモ集成材)
コンセント:JINBO NK
 

ワークスペースと充電基地

キッチンのそばで書類仕事や、パソコンしたりするスペースが欲しかった。
そこでパントリーの一辺をデスク用に100mm下げ700mmとし、配線用溝を掘り下にコンセントと棚板を作った。

キッチン内で冷蔵庫が見える場所に出るので、プリント類は隠しながら張り付けられるようワークスペース一面をホーローパネルにしてある。
磁石がつき、手垢はつかず冷蔵庫と同じ感覚で使える。これはガルバリウムとかの方が安いけど、実家のシステムキッチンがホーローパネルで劣化しないのを知っており採用した。
汚れ知らずで、拭くのも楽だしそれでいて工業製品ぽくなく満足度は高い。

デスクをつくると、その左側隅にデッドスペースが生まれる。ここを蓋付の充電基地にした。
最近はバッテリーを積んだガジェットが多く、どうやっても配線がごちゃごちゃしてしまうし、あれどこだっけ?や使いたい時に電池切れということが多い。あらかじめ造作で電源内蔵収納を作っておけば、美しくすっきり隠せて定位置管理でき、電池切れの心配もない。
こうした造作は、たいてい蓋の上にモノを置かれてストレスを感じるものだが、窓があれば塞がれずに済む。

大きさはw450 x d650 x h100、入れ方を気にしない程度には余裕がある。

机:大工造作(タモ集成材)
窓:YKKAP APW430
壁:ホーロー(タカラスタンダード)
充電基地:大工造作
コンセント:JINBO NK

 

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