解体が終わると、次は地盤調査の番だ。
一般的に軽井沢の中で追分は、地盤改良の必要がない場所が多いといわれているが、数10メートル離れるだけで結果が変わるのが地耐力の恐ろしさ。
時は2018年2月、全力で見積を精査している最中で、ココで費用が発生するとさらなる減額を進めなくてはならないので頼むという感じだった。
結果は後でレポートになってくるんだけど、立ち会っていれば良好か弱いか、その場でわかる。
終始和やかなムードで、最近この辺調査多いんですがいつも全然問題ないですよと調査の方はおっしゃっていた。
地盤調査中に見つけた木。キツツキの穴、のどかだななんて思っていたら、内部がやられているので早く伐採しないと大変なことになるらしい。
着工前に伐採したら、大きく空洞になっていてびっくりした。
・・・
地鎮祭は4月のはじめ日曜日、大安におこなった。
特筆すべきことは何もない。
そこにコストをかけるのはどうかなと思ったので、神主さん以外の手配は全て自分たちで済ませた。あらかじめ施工会社にて5か所にくい打ちをお願いし、早朝、近所で竹を切り、運び、設営。
テーブルに白い布をかぶせ、持参した皿にスーパーで買ってきたタイをのせた。
神主さんが祝詞をよみ酒を撒くのを、まだ寒い風の中みていた。
近所に住む父と母を呼んだら、式と名の付くものだからと少しきれいな格好で参加していて、アウトドアウェアに身を包んだ僕ら家族と対照的に立っていた。その横に孫たちは体を揺らせながら不思議そうな顔をして立っていたが、鍬入れになると、私も僕もやりたいと騒ぎ始めた、いつものとおり。
特筆すべきものは何もないといったが、そういえばあった。
施主挨拶のため、家を建てる経緯や自分の思いをまとめた。進行を神主さんに任せていたら、挨拶なく終わってしまったんだけど。
それが今こうしてブログになっている。